猫とジュンゴと茶碗蒸し

ボードゲームについて感じたことを書いています。

ブラッドバウンドのエラッタについて

私の大好きなブラッドバウンド…とうとう購入しちゃいました。
所持ボドゲ第一号です!うれしい。
こっそりブラッドバウンド勢を自称していますが、実は最近やってません。
でも3月はお仕事が忙しいので我慢します。


そんな折、ブラッドバウンドにエラッタ出たよ〜という話を聞いたので、
さっそく確認してきました。
それがこちら。

エラッタ
早見表カード 裏面 能力カードの効果一覧 杖の説明文3行目
誤:
置くときは、必ず のトークンを取って置く。
正:
置くときは、必ず(?)のトークンを置かなければならない。

上記のエラッタは、発売元のアークライトさんのページに掲載されています。
http://www.arclight.co.jp/ag/index.php?page=errata&item=LG-0091




うん。そうだね。
でも他にもエラッタあるよね。


ということで私が分かる限りのエラッタ列挙!
(ただ単純に原語版のルールブックと日本語版のルールブック見比べただけなんですが)
原語版ルールブックはこちらから閲覧可能です。
http://www.fantasyflightgames.com/ffg_content/Blood%20Bound/HB08_Blood_Bound_rules_eng_V3.pdf


付属ルールブック7ページ
「9.特殊能力の詳細」
・「メンタリスト」の能力に以下の一文が記載されていない。
(能力解決後、)メンタリストは能力の対象としたプレイヤーに短剣を渡します。

原語版ルールブックでメンタリストの能力は次のように記載されています。
「The Mentalist forces any player to suffer one wound;
(メンタリストはいずれかのプレイヤーを1回負傷させます)
that player must take his rank token to suffer this wound.
(能力の対象となったプレイヤーは、地位トークンで負傷を解決しなければなりません。)
Then, the Mentalist gives the dagger to that player.
(その後、メンタリストは能力の対象としたプレイヤーに短剣を渡します。)

If that player currently has his rank token next to his character card,
(もしもメンタリストの能力の対象となったプレイヤーが、既に地位トークンで負傷を解決していた場合、
then he must take an affiliation token instead.
(キャラクターカードに描かれた正体トークンで負傷を解決しなければなりません。)
If that player currently has three wounds, then he becomes captured.
(もしもメンタリストの能力の対象となったプレイヤーが、既に3負傷を受けていた場合、そのプレイヤーは死亡しゲーム終了となります。)」

この「短剣を渡す」という文言は、各プレイヤーに渡される能力早見表にはきちんと書かれているので、そんなに困らないかもしれません。
ただし、ルールブックと照らし合わせてみた方は
どっちが正しいのか混乱されたかも。


・「メイジ」の能力が誤記されている。
誤:(日本語版ルールブック記載内容)
「杖」が置かれているプレイヤーが負傷した結果、正体トークンを取って置くとき、自分のキャラクターカードに記されたアイコンを無視して、かわりに未知(?)の正体トークンを取って置くことができます。

正:
「杖」が置かれているプレイヤーが負傷した結果、正体トークンを取って置くとき、自分のキャラクターカードに記されたアイコンを無視して、かわりに未知(?)の正体トークンを取って置かなければなりません。

これはアークライト公式で発表されたのと類似してますね。
杖の効果は「負傷を正体トークンで解決する場合は、必ず未知(?)の正体トークンで解決する」ということです。
これも実際にプレイで使う「杖」のカードには正しく記載されています。





それよりも私が謝らないといけないことが1点あります。
ルールを誤って伝えていました…せっかく遊んでくださったみなさま、ごめんなさい。

誤:(たぶん私はこんな感じでインストした)
キャラクター固有の特殊能力を使用するには、以下の条件が必要です。
「自分が負傷し、地位トークンで負傷を解決したタイミングでのみ能力をただちに使用することができます。」
能力を使用しない場合は、通常通りに短剣で攻撃するか短剣を渡してください。

正:(正解はこっち)
キャラクター固有の特殊能力を使用するには、以下の条件が必要です。
「自分が短剣によって負傷し、地位トークンで負傷を解決したタイミングでのみ能力をただちに使用することができます。」
アサシン、アルケミスト、メンタリスト、バーサーカーの特殊能力によって受けた負傷を地位トークンで解決した場合、特殊能力を使用することはできません。
能力を使用しない場合は、通常通りに短剣で攻撃するか短剣を渡してください。


本当にごめんなさい。
私が覚えている限り、最低2回は特殊能力で負傷を受けて地位トークンで解決したのに特殊能力使用してることを記憶してます。
私が誤ってインストしたからだね。

この特殊能力発動の条件は、日本語版ルールブックに赤字で記載されています。
それくらい超重要なファクターなのに!

実際このルールを踏まえると、負傷を与える能力を持ったキャラクターの強さが際立ちます。
9分の4が負傷を与える能力なのは、そういうこと。
使い方次第で相手の能力発動自体を封印できるということは、大きなアドバンテージにつながります。

きちんとルールブックを読んで、インストしなきゃ。
今後は気をつけます。





この記事書いてて、「負傷」って言葉はなんだかスッと入ってこないように思いました。
4負傷受けたらゲーム終了ですってちょっと分からないよね、とか思いながら。

原語版は「wound(s)」と記載されているので、
日本語に訳すと「負傷」ですね。

でも素直に「ダメージ」でいいよね。意訳だけど。
たぶん私のインスト時はダメージで説明してる気がする。

あとここに書いたメンタリストの訳も私の意訳なので、
あんまり信用しちゃいけないですよ。
インスト間違ってたんだから!